太陽光発電メーカー比較

メーカー別の特徴

比較のポイントは?

たくさんのメーカーから様々な種類の太陽光発電関連製品が出されていますが、どのようなポイントで比較をすればいいのかご紹介します。

変換効率

太陽光電池により生み出されたエネルギーを電気に変換する際の「効率」がポイントとなります。発電効率が高い製品だと、同じ条件でも多くの電力を確保できることになります。屋根が狭かったり、気候条件により十分な光が確保できない方は特に重視された方が良いポイントです。

価格(1Wあたり単価)

1Wの発電に対して、太陽光発電システムがどれくらいの費用がかかるのかがポイントとなります。ただ、闇雲に安い方がいいという訳ではなく、パネルの形状が豊富にそろっているなどの特徴も加味する必要があります。

デザイン性

太陽光パネルは屋根に設置され、外観としても目立ちます。そのため、いかに現状の住宅のデザインを失わずに馴染めるかという「デザイン性」も非常に大切になります。各メーカーでは、発電量以外にもデザイン性を高める努力も続けられているようです。

メーカー保証

メーカー毎に保証はもちろん違います。メーカー毎の手厚い保証も大きな比較ポイントとなるでしょう。

  メーカー保証期間 災害補償 災害補償の内容
シャープ 10年(無償)
15年(有償)
設置時に選択
SUNVISTA総合保障制度(有償) ・10年間、自然災害などにより機器に損害があった場合に200万円を上限に修繕費を補償
・10年間、建物が火災・ 台風・水害などで20万円以上の被害に見舞われた場合、お見舞い金として最大50万円を支払い
パナソニック 10年(ソーラー・パネルなど)
1年(ソーラー発電モニタ)
自然災害10年保証(有償) ・10年間、自然災害などにより機器に損害があった場合に300万円を上限に修繕費を補償
ソーラーフロンティア 20年(ソーラー・パネル)
10年(パワーコンディショナなどの周辺機器)
災害補償制度/災害お見舞金制度(無償) ・10年間、自然災害などにより機器に損害があった場合に200万円を上限に修繕費を補償
・10年間、建物が火災・ 台風・水害などで被害に見舞われた場合、20万円以上の被害額でお見舞い金として5万円、100万円以上の被害額で10万円を支払い
京セラ 10年(ソーラー・パネルなど)
1年(ソーラー発電モニタ)
10年保証制度(無償) ・10年間、火災や自然災害での損害を補償
東芝 10年(無償)
15年(有償)
20年(有償)
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三菱 20年(ソーラー・パネル)
10年(パワーコンディショナなど)/1年(ソーラー発電モニタ)
災害補償制度(有償)  
長州産業 10年(ソーラー・パネル+雨漏り保証)
2年(ソーラー発電モニタ)
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カナディアン・ソーラー 25年(ソーラー・パネルの出力保証)
10年(ソーラー・パネル、パワーコンディショナなどのシステム保証)
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太陽光発電と同時導入でお得なオール電化

お風呂などの給湯にエコキュートを利用し、キッチン・コンロにIHクッキング・ヒーターを利用し、ガスの使用をやめてしまう「オール電化」。すでにテレビCMなどでもおなじみにご存知の方も多いと思います。このオール電化と太陽光発電を同時に導入すると、さらにお得なエコライフを過ごすことができるのです。そもそも、ガスを利用しなくなる分、電気を購入する量は増えてしまいます。通常、オール電化の導入のみだと、電気代は非常に高額なものになります。それが太陽光発電により補うことができるのです。オール電化+太陽光発電でCO2ゼロのエコライフが実現できるのです。

オール電化

発電した電力を蓄えることができる蓄電システム

「蓄電システム」を利用すると、家庭に設置した蓄電池により太陽光発電により発電された余剰電力を蓄えておくことができます。太陽光発電はその発電方法から、気象条件に大きく左右される不安定さが懸念材料としてあります。しかし、使わないときに電力を蓄えておくことができれば、万が一の災害時などにも安心です。事実、震災以降に蓄電システムを設置する家庭が急増加しているようです。

蓄電システム